生きるほどに恋をする

遺書であり手紙であり日記です。

2022年1月17日

バイト先でそこまでの交友関係は築いて居ないのだけど、一人の先輩によくしていただいている。

最初は怖い人なのかなーと思ったけれど、多分僕と一緒の生きていき辛い側の人なんだろうなということに最近気がついた。

 

そういう時期なのか、そういうご時世なのかは分からないけれど多分今は閑散期とよばれるもので最近は暇なことが多くぼくはお酒のお勉強をしています。

 


f:id:Eres_mitesoro:20220120143913j:image

 

先輩も暇らしく、少し話していたら

「培ってきた常識や考え方が全く違う人とはどう接すればいいのか」という話になった。

 

先輩は恋人と同棲しているけれど、基本的な考え方や持ち合わせている常識があまり、というかとても合わないらしく言い合いになってしまうらしい。

 

価値観(ここではそうします)が合わない人同士が共存するためにいちばん有用な術は、お互いの譲れる部分は譲り何が譲れないかを提示することだと思う。

 

けれど、相手の方は自分の考えを押し通すことしかしないらしい。

 

「そうなると、どちらかが折れない限り破滅ですよね」

と僕が言うと

「折れたいとは思っているけれど、やっぱり全部は無理だなと思うの。どうしたらいいんだろうね?」

と言われた。

 

言葉がでなくて悔しくて泣きそうになった。

 

魚のような彼と同棲していた猫のような人の小説を読んだことがある。

それはとてつもなく美しい破滅だったと思います。

 

恋も愛もいつかは破滅がくるから美しく見えるのでしょうか。

 

魚と猫は共存して生きてはいけない。

きっと僕とあの人もそうだったのでしょうか。